「五十肩 痛みの少ない肩の動かし方」の続き。
腕を挙げる前の、
- 肩だけ上に挙がり(強いいかり肩)になって
- 背中を少し反らす
という動作を抑制すると、動作時の痛みが軽くなるというお話をしましたが、
その動作を抑制する簡単な方法。
- 手を下に下げた状態で指を軽く開き
- 薬指だけを手のひらにつくように曲げ
- リラックスして腕をスーッと前から上に挙げる
これだけです。
薬指を曲げることにより、腕や肩、背中の緊張が解け、無駄な力が入らず腕が動くようです。
柔術や合気道などでも手の形により、腕や上半身、しいては全身の動きを制御する技法は知られていますが、これもそのようなことのひとつだと考えられます。
これを繰り返していると薬指を曲げなくても同じような動作ができるようになります。
痛みが強い場合は無理をしないで下さい。
動作の助けにはなると思いますが、これで五十肩が治るわけではありませんので、一度受診することをお勧めします。